遺品整理と遺産相続ガイド

親の家の片付け方、不要品処分から遺産相続の手続きまで

価値がわからない・・・盆栽、切手、レコード、親が趣味で集めた品々の処分方法

2016/10/23

親がせっせと集めた趣味の品々も、処分に困る代表的な物のひとつ。

親にとっては大切な物でも、残された遺族にとってはまるで価値がわからないものがたくさん出てきます。

趣味の品々の処分方法

盆栽。数が多いと困る

小さいけれど、数が多いとやっかいなのが盆栽です。都会では庭も狭く、置く場所がありません。マンション暮らしなら尚更です。そのような場合は、実家近くの造園業者に相談して引き取ってもらうのも良いでしょう。

他の手としては、インターネットのオークションに出すのもありです。出来栄えの良い物は良い値段で取り引きされますから、一度調べてみてはいかがでしょう。

本。数が多いと持ち込みが大変

本はブックオフなどの大手古本屋買取業者に頼む人が多いです。値段がつかなくても無料で引き取ってくれます。

大量で店舗に持ち込むことが難しい場合は、連絡するとダンボールと宅配便の着払い伝票を送ってくれるところもあります。

出張買取サービスを行っているところもあるので検討してみては。その場で査定、買取までしてくれます。

買取ならもったいない本舗

切手



かつて流行した切手集めの趣味。家に眠ったまま、という方も多いのではないでしょうか。

現在は使う機会もそれほど多くありませんし、処分しようにも気が引ける。やり場に困っている方は少なくありません。

しかし、引き取るあなたが使いもせず、所持することに価値を感じることもないのであれば、いずれ手放すことになるでしょう。どうせなら価値がわかる人に譲ってあげる方が賢明です。

大事にする気がないのにずるずると物が増えていくのは、精神衛生上よくありませんし、大切なのは物ではなくてあくまで思い出です。

実は、切手はかなりの高額で引き取ってくれるケースが多く、それなりにまとまった量であれば、数十万~百万円という例も数多くありますから一度査定に出してみてはいかがでしょうか。

買取プレミアムなら出張査定してくれるので、整理する日に合わせて来てもらうのも良いでしょう。もし満足のいく価格でなければ断っても大丈夫です。

以下のサイトでは過去の買取実績も見られるので一度覗いてみて下さい。
【買取プレミアム】

レコード・CD。意外と高価なものも

故人が遺したレコード、CDなどは親族に価値がわかる人がいれば譲るのが一番無難ですが、そうでなければ大手中古レコード店に査定を頼むと良いでしょう。

多くの場合、そこそこの値段しかつきませんが、古いジャズや昭和歌謡などのレコードには意外と高い値段がつく物があります。

査定して貰ったら数百万円の値がついたりして、遺族の間で揉め事が起きた例もあります。

レコードやCDは、本と同様にまとまると重いので、出張買取や段ボールや送付票を送ってくれる店舗をネットやなどで探してみることをおすすめします。

意外と処分に困る金庫

マイナンバーの導入、マイナス金利の影響で、家庭用金庫の売れ行きが伸びているようです。

ですが、この金庫の処分が意外と大変。自治体によっては、手提げ金庫であれば資源ゴミや粗大ゴミとして回収してくれるところもありますが、耐火金庫は回収不可のところも多いです。

しかも、鍵の保管場所や暗証番号がわからないと、開けることも出来ないので専門業者に頼むしかありません。「鍵の救急車」のような鍵開けサービスにお願いすると、手提げ金庫は4,000円~、耐火金庫は40,000円~となっています。

鍵の救急車ホームページ

処分する時は、まずは自治体に問い合わせてみて、断られた場合は販売点や回収業者に相談してみましょう。

庭石。重くて処理が困難

実は一番厄介なのが庭石です。処分しようにも処理の仕方がわからないのではないでしょうか。

家を解体して更地するにしても邪魔ですし、土地を売る場合にも残置物になるのでどのみち処理しなければいけません。

大きな物になると重機でもないと動かせませんから、庭石を処分しようとしたら、解体業者や専門の処理業者に頼むしかありません。

業者によって違いますが、処分価格の目安は1㎏当たり40円~ぐらい。他にクレーン等重機を使用する場合は1日当たり30,000円程度の追加費用がかかります。1kgで40円なら・・・と思うかもしれませんが、1トンだと40,000円。石って結構重いです。